「今年の感想、今年のうちに。」②
どんです。
今年の感想、今年のうちに。②
そういうわけで、2020年10月9日、
神戸VARITで頭脳警察を観ました。
(前回からの続きです。)
ライブハウスは8か月ぶり。
2月1日に我が地元姫路のライブハウス・姫路ベータで
SCOOBIE DOを観て以来。
ライブそのものも、2月10日に名古屋のLive Barで
同じくスクービーのリーダー(Gt)とナガイケさん(Ba)が2人でやった
ジャズライブを観たとき以来。
その後予定していたライブは軒並み中止か延期。
少しずつ私も「配信ライブ」になれてきた10月。
久しぶりのライブハウス。
以前から毎週毎月のようにライブに行っていた訳では無いし、
普段でも気が付けば２～３ヵ月ライブに行かないこともよくあったので、
8カ月という期間は、私個人にとってはそれほど長い自粛期間ではありません。
とはいえ当然、この8カ月は、
自分ひとりの都合でたまたまライブに行けなかったとか、
アーティストや主催者側の都合で延期や中止になったときとは訳が違います。
自分だけでなくみんなも行けない。やりたいのにできない。
どこをどう検索しても誰のライブレポも出てこない。セトリなんて無い。
バンドの公式アカウントを見てもライブ後の楽しげな楽屋風景なんて載ってない。
CDやDVDの販売も予定が大幅に狂い、夏頃まではリリース情報も少なかったです。
しかもこれがいつまで続くか分からない。
これは結構、しんどい。
というか、寂しい。
いつもそこにいるはずの人達がいなくて、
見失ってしまった、一人とり残されてしまったような感覚。
「みんなどこへ行ってしまったんだろう」という、
子供の頃、山陽百貨店(無駄に具体的)で迷子になった時に感じた
あの…絶望感や寂しさや不安を感じる8カ月でした。
緊急事態宣言が解除され政府のガイドラインに沿って
有観客LIVEが少しずつ再開されはじめるまでは、特にその迷子的不安が強かったし、
再開されるとそれはそれで…このルールはいつまで続くんだろう、
本当にこの光景がライブハウスの新しい日常になるのかな、
かつてのライブハウスの満員の様子を見て
「今考えると恐ろしい環境だったよな～。ありえないよな～。」と
笑って話すようになってしまうのかな…と思うと、
なんともいえない複雑な寂しさを感じました。
この寂しさは、今も少し感じます。
と、こう書くと、
私も随分ダメージ受けてたんだな～という風にも見えますが、
実際は「まあそういう気分になるときも、あったよね」程度の話です。
幸いなことに私の好きなミュージシャンの方たちは
コロナ禍においてもある意味「いつも通り」というか…
「らしくない事」をやったり言ったりする人がいらっしゃらなかったので、
そのおかげで私もナーバスになり過ぎることはなく
基本的には前向きでいられたと思います。
そのせいなのか、8か月ぶりのライブハウスも
行く前は自分でも「会場入っただけで泣くんじゃねえか？」などと
心配しておりましたが、そんなことは無く・・・
もちろん来れたことは嬉しいしワクワクしているのですが
「やっと…やっとライブハウスに来れたーー！！！涙」というほどの
感動や感慨深さは思っていたより感じませんでした。
まあ10月でね、有観客LIVEが世の中で再開されてからは
結構日も経ってましたしね。
消毒・検温・ソーシャルディスタンスを確保した客席。
これらは別にライブハウスでなくとも
普段の生活ですっかり当たり前になっていたので、
「以前と変わったな…」という感想も今さら言う事でも無いな…という感じでした。
この風景になんの違和感も感じないこと自体が少し寂しくもありましたが、
今回に限っていえば、私は頭脳警察はじめてで曲も知らないし
ライブハウスも久しぶりなので約2時間立ちっぱなしはしんどかっただろうから…
椅子アリ距離アリは、「ご新規・おひとり様」の自分にとっては
ただただ観やすくありがたいルールでした。
また、大げさな感動はなくても、
ライブハウスに入った時の「あ、コレだわ。」という…
なんていうか「しっくり来る感じ」が凄く嬉しかったです。
ライブハウスは「日常の中にある非日常空間」だと思っていましたが、
普段の生活が非日常化した今では、ライブハウスはむしろ日常を感じさせてくれる場所で
そこにいるだけで、なんだかとても、気持ちが落ち着きました。
「コロナ追跡システム」だけはこの時はじめて利用しましたが
登録は思った以上にとても簡単だったし、
検温や消毒のため通常より時間がかかる入場に不満を言う人など今の状況でいるわけもなく、
スタッフさんの的確な誘導や役割分担のおかげもあり、
なんのストレスもなくスムーズに入場しました。
さあ！やっと入場しました！笑
ここからやっとライブの感想かーっ！！
まずはOPアクトとして
黒猫チェルシーやNOSでもお馴染みのお二人、
頭脳警察のGt.澤竜次さんとBa.宮田岳さんのユニット「岳竜」のLIVEがあり、
そのあとメンバー全員登場。現在は６人編成の「頭脳警察」です。
「久しぶりのライブハウスって言っても、
別にそこまで感慨深くなかったよ～。」なんて
余裕ぶちかましていた私ですが、
結局「岳竜」のときも「頭脳警察」のときも
気が付けば１人涙ちょちょ切れ状態で
ステージを見つめていたのでした。
結局泣いたんか～い。笑
いやいやだって、それはもう、コロナ関係無いよ。
だってまさか、あの曲聴けるなんて思わんし。
そりゃ泣くよって話なのですが・・・・
ここでまさかの
続きは、また今度！！！！！！
ほんとすみません。
思いつくままに打ち込んでるので
脱線ばかりで全然話が進まない。笑
物書きの人は凄いよなあ…。
まあこれは「ライブの感想」だけでなく、
「今年の感想」をまとめるためにやってますから、
なんかあの…まだまだ…かかりそうです。
とりあえず「久しぶりにライブハウスに行った話」は、
次回で終えれそうです。多分。
いやきっと。終わらせます。ファイトッ♪
次こそ72時間以内に更新するぞ！
あ…すっごい今さらですけど、
この「今年の感想、今年のうちに」は
自分の思い出整理のためにやってますので、
読まなくても大丈夫ですよ。
途中でやめてもなんにも損しません。
「暇つぶしにもならねえな」と感じた時点で
これ以上イライラする前に読むのを止めて下さいね。笑
さあ今夜(12/19)は年内ラストのでこぼこ放送日です。
私の思い出整理は一度完全に忘れて、
是非ラジオをお楽しみくださいませ。
ではまた。
どん。
